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改名しても戸籍は変えない?そのままの戸籍での意外なリスクとは?

最近は姓名判断などの影響もあって改名したいというような人が多くなってきています。

 

改名するには戸籍から変えることが必要となりますが、大変というように思う人は通称使用による改名をし、戸籍を変えないままにするというようなこともあります。

 

ただこのようなパターンでも意外にスムーズに改名ができるということもあるので家庭裁判所に手続きをしてしまうというのも1つの方法です。

 

戸籍を変えない改名に効果はあるのか?

 

姓名判断でいう改名というのは意識でどの名前をメインに持つのかということが関係します。

 

自分でどの自分の名前を意識するのか?

 

人にどう呼ばれ、どの名前で意識されているのか?

 

ということが最大のポイントとなります。

 

これらが姓名判断による名前になっていれば改名手続きをして戸籍を変えるということも実は必要ありません。

 

いわゆる通称使用で通していっても良いのです。

 

住民票は戸籍を変えないで通称表示にできるのか?

 

戸籍といえば大変ですが、住民票という書類もあります。

 

せめてこの住民票だけでも姓名判断による改名の通称にしたいと思う人もいるのではないでしょうか?

 

結論からいいますと住民票は戸籍とリンクしていて、戸籍を変えないと住民票も変わらないというようにいえます。

 

通称使用というのは私人間でしか通用しないので、たとえば

 

公的書類

 

学校

 

というような公のものでは戸籍ベースの名前でしか通用しないということが多いと思います。

 

戸籍を変えないで通称使用して困らないこととは?

 

家を買う、その他銀行口座を開くなどというときには通称では通用しません。

 

印鑑証明を必要とするようなときには特にそういえますが、上でもいいましたように公的手続きや契約は戸籍上の名前でないといけません。

 

このようなケースでも通称でいきたいという場合には困りますが、本名でも良いというときには特に困らないといえます。

 

戸籍を変えない改名で困ることとは?

 

では戸籍を変えない改名で困ることがあるのはどのようなケースでしょうか?

 

会社での社会保険などの手続きがややこしくなる

 

私文書偽造で捕まることもある

 

周囲の人を混乱させてしまうこともあるというのは困ることの1つのパターンですが、最も深刻なケースは私文書偽造に該当してしまうことです。

 

たとえばホテルに泊まるときなどに通称で記名し、その後本名でないようなときには私文書偽造が適用されるといったケースも過去にあります。

 

この点、公的なもの、知人間でないものを本名で統一させておけば問題ないのですがついうっかりが思わぬ危険を招くこともありえるということです。

 

戸籍を変えないよりも戸籍から改名したほうが良いパターンとは?

 

冒頭でもいいましたが、戸籍から改名することは基本的に簡単ではありません。

 

しかし条件が揃えば意外と簡単に家庭裁判所の改名申請が通ることもあります。

 

このようなときには戸籍を変えないで改名していくよりも、戸籍から改名してしまうほうが良いこともあります。

子供の改名で就学直前の時期であるとき

 

本名でいじめ、差別などに遭っているとき

 

犯罪者と同姓同名であるとき

 

すでに通称として使用してきた年数が一定以上あるとき

 

というようなケースです。

 

これらの条件に該当していれば比較的改名申請が通りやすくもありますし、家庭裁判所への改名申請は費用もあまりかかりませんのでやってみるということも1つです。

 

名の変更許可申立書に貼る800円分の収入印紙

 

家庭裁判所での審査後連絡用の郵便切手160円分(80円切手を2枚)

 

というように1000円前後の費用だけで良いのが改名申請でもあります。

 

戸籍を変えない改名と将来的な戸籍改名への準備

 

ひょっとすればすでに通称使用をしているという人もこのページを見ているかもしれません。

 

すでに通称使用での面倒さも経験済みということもあるかもしれませんが、この場合には今から準備をしておき、数年後に戸籍から改名してしまうというのも視野に入れておくと良いでしょう。

 

年賀状などの郵便物

 

病院の診察券

 

給与明細

 

公共料金の振り込み票や明細表

 

預金通帳

 

健康保険証

 

通信販売の伝票

 

趣味などの会員証

 

このようなもので可能なものを通称で用意しておきます。

 

日付も残すようにし、子供では2~3年、大人だと5~6年でその通称使用の実績があれば戸籍改名が可能となることも多いのです。

 

特に子供の場合には年数が足りなくても、就学直前などであればすぐに改名できることもあります。

 

通称の面倒さとともにこのような証拠書類を残しておくと将来的に簡単に改名ができることも多いので、ゆっくりと準備しておくようにしましょう。

 

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