英語名を改名したい!英語名は簡単に改名できる?
ハーフやクォーターの方などずっと日本に住んでいて日本語しか話せないのに、名前が和名ではないということでかなり不便さを感じているという人は多いかもしれません。
日本は島国なので、日本人ではない部分を見つけてしまうとそこを詮索してしまうのはよくある傾向です。
一般に改名というのは戸籍法に沿って行わないといけませんので難しいといわれることが多いのですが、今回のように英語名で不便さを感じていて和名に改名するときにはどのようなハードルがあるでしょうか?
英語名から和名に改名するときに必要な改名理由
意外かもしれませんが、改名については戸籍法に根拠があるものの、その条文は1つしかありません。
戸籍法第107条の2(名の変更)
正当な事由によって名を変更しようとする者は、家庭裁判所の許可を得てその旨を届け出なければならない
この条文にもありますように正当な事由がないといけないということです。
正当な事由については具体的にいいますと
奇妙な名である
むずかしくて正確に読まれない
同姓同名者がいて不便である
異性とまぎらわしい
外国人とまぎらわしい
神官・僧侶となった(やめた)
通称として永年使用した
その他
の8つとなっています。
今回のように英語名から改名するにはどの理由に該当させていくと良いでしょうか?
まず狙っていくべきなのは外国人とまぎらわしいというものです。
ハーフ、クォーターということであれば正直いって自分を日本人と考える人は多いのですが、この点生きてきた人生の環境と英語名とが合っていないという違和感を持つことは多いのではないでしょうか?
改名の申請書は家庭裁判所に提出するわけですが、このあたりを理由として記載していくとまず良いと思います。
後述しますように今回の英語名を和名に改名するには他の理由に該当させていく方法もありますが、まずこの外国人とまぎらわしいに該当させたほうが早く改名許可が下りることとなります。
英語名によるいじめを理由とした改名は認められる?
改名では犯罪者と同姓同名で差別を受けたり、またいじめの対象となるような名前の改名も理由として比較的通りやすいといえます。
英語名でも差別、いじめの対象とならないともいえませんので、このあたりからせめても改名理由として通ることもあります。
奇妙な名であるなどという方面からも該当させる可能性はあると思います。
英語名から和名により確実に改名する理由
では外国人とまぎらわしいというよりも、より確実に改名するにはどの理由に該当させていくと良いでしょうか?
ズバリそれは通称として永年使用したというものです。
今回は特別で英語名からの改名なので外国人とまぎらわしいを狙っていけますが、和名から和名での改名ではほぼこの通称使用からでしか攻められないということも多いのです。
通称使用は使用年数だけで通るということでハードルが低いといって良いものです。
子供だと2~3年、大人だと5~6年で年数条件を満たしますし、子供の場合には就学直前という時期であれば年数が足りなくても改名が通る可能性も高いといえます。
この通称使用による改名では使用実績を証明する証拠を必要とします。
この証拠となりえるのは
年賀状をはじめとした郵便物
病院の診察券
給与明細
公共料金の振り込み票や明細表
預金通帳
健康保険証
通信販売の伝票
趣味などの会員証
などとなります。
それぞれ日付が残るものを証拠として残すことで、通称使用の年数を証明していけることになります。
すべてを通称で通すことは難しいかもしれませんが、相手にも話をして通称使用の証拠を残していくことを意識的に行っていくようにしましょう。
ミドルネームを消す改名は簡単?
ハーフなどであればミドルネームがついていることもあります。
たとえば
山本一郎ケネディ
などですが、戸籍上はミドルネームというのは入っていないこともあるので、まずは戸籍を見てみましょう。
ケネディというのがなくて漢字のみであれば、公的にもミドルネームをただ消して使っていくと良いだけです。
もしミドルネームが戸籍にもあれば、それを消すことは事情によって意外と簡単に通ることもあります。
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